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ハートの由来は諸説あります。代表的には心臓を表すとされ赤系の色もそこから来ていると言われています。そのほかには、女性のヒップやバスト、陰部を表現したものだという説もあります。古代ローマの時代より心は心臓・胸にあるとされ、絵画や文芸では、その象徴としてハードが使用されていました。ハートモチーフは愛情や幸福を象徴するもので、永遠の幸福、恋愛成就、幸せな結婚への願い、などの意味が込められています。 |
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クロス
cross |
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一般にクロスといえばキリスト教の十字架を連想するものですが、その歴史は古く、世界が旧石器の時代に、壁画などにも描かれており、
土・水・火・風の地球を構成する4元素
だと言われています。クロスは天と地の交流の象徴であり、生きる力の象徴とされていて、身に着ける人を災いから守ってくれるといわれています。 |
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四葉のクローバー four
leaves
clover |
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基本的にクローバーは3つの葉で、その模様は、古来より守護の力を持つものとして知られていました。そして、古代ケルトのお守りとしてアイルランドなどで「シャムロック」と呼ばれていました。 クローバーには、幸運のシンボル、また魔よけの力が宿っているとされていたのです。そこで、それよりもっと珍しい四つ葉のクローバーには、より強い力があると信じられるようになりました。
4枚の葉にはそれぞれ「愛情・健康・財産・名声」という意味があり、クローバーは幸せを運ぶモチーフとしても知られています。 |
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リボン
ribbon |
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リボンには、人と人との絆となり、深く結び付け、願いをかなえる、という意味があります。ここから現代では、リボンの色に応じて意味を込めています。例えば、レッドリボンは、古くからヨーロッパに伝承される風習のひとつで、追悼の気持ちを表すものとして、(今ではエイズへの理解と支援の象徴)、その他にも、ピンクリボン(乳がん啓発活動)・オレンジリボン(ほっとファミリー)・黄色いリボン(身を守る願い)グリーンリボン(移植医療の象徴)。特にウェディングでは、お二人の強い絆、と家族の深い結びつきを象徴しています |
羽 feather |
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東西を問わず、古くより昆虫・鳥の羽の役割の通り、
「上昇・飛躍」
を意味しています。
後世には、「身に着ける」ことにより能力を伸ばし長所を高め、
「万事が和合に向かう」と言われています。
ウェディングを1つの大切な節目として「輝ける未来への飛翔」という大切な意味が込められています。 |
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鍵 key |
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鍵は、
「互いが、相手の心を開いてくれる」
という意味を含んだ大切なモチーフで、隠し事のない
円満な夫婦生活を象徴しています。
また、
・その家の富や健康、繁栄を呼び込むシンボルとして
・家の要(かなめ)となるアイテム
などの意味もあり、家の装飾品としても利用されている歴史があります。 |
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鳩 dove |
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古来より、鳩は
「大空-天国」
を現す象徴であり、平和と幸福を表す動物としてもよく知られています。
また、愛を象徴する動物モチーフのひとつでもあり、
チャペル形式の結婚式では、「鳩を解き放って、二人の飛翔を願う」
として、セレモニー的に実施されたりします。
※最近は鳩型のバルーンを飛ばすというような事も行われています。(ココ) |
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太陽・月・星
sun / moon / star |
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・太陽は男性の力強い情熱、 ・月は女性のやさしさや純粋さ、
・星はその両者を「はぐくみ育てる・守る・導く」
を象徴していると言われています。
イヤリングやネックレス、ネイルなど装飾品には、比較的頻繁に使われ
その他にも、ドレスや装花にも利用されています。
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天使 angel |
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ブリタニカ大辞典によると天使とは
「神と人間との中間におかれる使者・霊的存在」
ということですが、ウエディングに関連して、
愛の矢を射るキューピット(左)などは、
私たちの生活ではなじみ深い天使ですね。
ところで天使のモチーフは2つの意味があります、
1つは「夫婦円満を導く導き手」、
2つ目は、「楽しくハッピーに暮らす」
を象徴しています。
結婚式では天使の羽をあしらったドレスやケーキなどにも使用されています。 |
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以上、代表的なものの幾つかを紹介しましたが、このようにモチーフにはそれぞれに意味があり、
その意味を理解したうえで用いるのはとても意味のあることです。
結婚式の装飾では、意味を理解しつつも上手に組み合わせて取り入れることで、意味のある個性的な装飾が誕生します。
このように装飾にこだわった場合は、結婚披露宴のどこかで、そのモチーフの由来や意味をゲストに説明してもらうと良いでしょう。
そうすることで、ゲスト自身も納得でき、より深くあなたの結婚式の装飾を楽しむことができるようになります。
どうぞ、楽しみながら工夫してみてください。
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