ブーケの語源ブーケ(bouquet)とはフランス語で「花束」を意味しますが、日本では結婚式の時に花嫁が持つ花束のことを指しています。主に教会での結婚式の時に用いられ
、花嫁を邪悪なものから守るとも言われ
ています。
その昔、ヨーロッパで男性がプロポーズをする時に野の花を摘んで、愛する女性に渡したのが始まりとされています。
(花束を贈られた女性は結婚を受託する返事として、花束の中から1本花を抜き取って、男性の胸に挿したのがブートニアの始まりとされています。)
日本のブーケの始まりは第二次世界大戦後。1965年前後から結婚式の洋式化に伴いブーケを持つようになりました。(別名、ウェディングブーケとも)。
ラウンドブーケ、キャスケードブーケ、オーバルブーケ、クラッチブーケ、バックブーケなどがあり、ブーケはウェディングドレスや会場の様子に合わせて作られます。
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その名の通り、円形の形をしている
ブーケです。
小花を集めた可愛らしいデザインが人気で、ブーケの定番といってもよいでしょう。。比較的
、ドレスを選ばず合わせやすい
のが特徴です。
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キャスケード(cascade)とは、英語で「小さな流れる滝」を意味
しています。流れる滝のように上から下に向かってラインを描く逆三角形のブーケのことを指します。正統派のウェディングブーケとして人気が高
く、華麗なイメージはウェディングブーケを代表するタイプといってよいでしょう。
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楕円形
(oval)のブーケ
です。丸いラウンドタイプ、長いキャスケードタイプ、両方の特性をあわせもっています。落ち着いた穏やかなムード
を与えます。
キャスケードに比べて比較的小ぶりになりますが、調整は可能です。それだけに、ドレスに合わせやすく、人気の高いブーケです。
同じ部類として、下部の先端を尖らせた、ティアドロップタイプブーケがあります。
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語源クラッチ(Clutch)は、「掴む」「握る」という意味をもっていますが、簡単に、自然美を活かし、花の茎を無造作に束ねるため、そのうような名前が付けられました。自然美が活かされるだけに、シンプルなものからゴージャスなものまで、花の特徴と作り手によって様々にデザインを変えることができます。
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名前の通りハンドバッグをモチーフにしたブーケです。アクセサリー感覚で持てるカジュアルな感じのブーケです。少しくだけてお色直し後や二次会におすすめ。最近ではハート型やキャラを生かした形なども人気があります。
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リースのようにリング状で、「エタニティー=永遠」を表すリブーケ。少し形を変形してハート形などもあり、「永遠の愛」というメッセージが込められています。
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球状のブーケです。ドレスのときはバラ・チューリップ・コスモスなどの洋花を中心に、和装のときはピンポンマムなどを中心に組紐や房飾りで演出します。
近年の和装結婚式ブームも相まって、和・洋どちらのシーンにも人気の高いブーケです。 |
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全てを紹介できませんが、グラスルート
フローリストの実際の作品を以下に紹介致します。どうぞご覧下さい。
● ボタニカルスタイルブーケです。
隠し味はエアプランツのサルオガセモドキです。 |
● アンティークブルーのクラシックブーケです。
マジカルアメジストやムスカリ、ブルニアシルバー、
エリンジュームなどなど、
春のお花の隠し味いりです。 |
● 春色コーデのナチュラルクラッチ。
バニーテールと多肉植物を挿しにしています。 |
● ブーケトスは3つにバラけるサプライズタイプ
3人にプレゼントできちゃうおすそ分けタイプ |
● クラシックピンクの程よい甘さのアンティークカラー、
今年トレンドのオールドクラシックスタイルにベストマッチです。 |
●ヨーロピアンクラシックのウェディングブーケです。
お客様より「できるだけ大人っぽい感じにてほしい」
とのご要望でのアレンジです。
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● カクテルブーケです。
シルバーグレイのドレスに
ワインカラーのモチーフ付きなので
こんな感じにアレンジしました。
久しぶりのロッソカラーです。 |
● ブライダルブーケです。
お客様より「どうしてもブルーを入れたい」
とのご要望にお応えして「ブルースター」
を挿し色に入れてアレンジしました。 |
● 1歳お誕生日のチャイルドブーケです。
キュートなカラーリングでつくってみました。 |
●オータムブーケです。
時期を考慮して、
ちょっぴりだけ秋色で仕上げてみました。 |
●お客様より、オレンジがお好きとのことで
バラ・ピーチアバランチェをベースにまとめてみました。 |
● 20代女性用にヨーロピアン風に仕上げてみました。 |
冒頭にも記しましたが、ブーケは結婚式の、そして花嫁の主役です。どうぞ、式場の雰囲気、ドレスのタイプなど、これまで多くのシーンに対応してきたグラスルートの専門フローリストにお任せ下さい。
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