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グラスルートからのトピックス

          ケーキ入刀の4つの意味  (File No,1326)

 
   Cake cut Four of meaning
 

 

 

  
 

今では定番となっている

ウェディングケーキ入刀

そこには4つの意味があり、

ナイフ装花には、

とても、とても

深い意味がある事をご存じでしょうか?

 

関連項: 本サイト「ウェッディングケーキについて

 

 

   

 
 

     1、最初の共同作業

 

1つ目は、結婚式でよく言われている
「結婚した2人が最初にする共同作業」
ということ、まさに結婚式では司会者が、そのように紹介していますよね。
多くのカメラも構えています。笑顔いっぱいで表現したいものですね。

 

      2、困難を切り開く

2つ目は、ナイフを2人で握りカットするように、将来、どんな困難に出会っても、
「ゆるぎない愛で手を取り合い、幸福を切り開いていく」、
という意味

 

     3、豊さの象徴

3つ目は、豊かさの象徴、古代ギリシャ時代、貧しいカップルが食べ物に困り、1つのパンを分かち合い、永遠の愛を誓った逸話から、
切り分ける食材がある → 将来食べるのに困らない
との願いを込めたという事です。

 

     4、おすそ分け

4つ目は、この結婚を祝ってくれた皆様へ
ケーキを切り分けて「幸せのお裾分け」
これは、アメリカの小さな町の習慣で、花嫁がクッキーを焼き、
「私は幸せな家庭が築けますよね」
新郎と客たちに振舞う習慣から始まったと言われています。

     ナイフ装花の意味

以上の4つ(1、最初の共同作業 2、困難を切り開く 3、豊かさの象徴 4、おすそ分け)です。
特にここで、大切なのは、2番目の
ゆるぎない愛で手を取り合い
という部分です。
立ちはだかる困難を、夫婦2人が「憎しみ」や「怒り」で手を取り合い、
切り開くのではなく、「ゆるぎない愛で・・」ということです。
時に、敵対する困難に対しても、2人の愛念で向かう、
その時に本当に困難が礎(いしずえ)となって良き巡りをも誘うのです。
ナイフ装花は、その2人の愛を花で象徴させている、ということです。
ナイフ装花を、単なる装飾にしか理解していない人もいますが、
そこにはこういった深い意味が込められているのです。

それだけに、この愛は偽物の造花ではなく、本物の生花で飾りたいものです。
 

※ 注意点
カットは「切る」だが、忌み言葉のため、あえて「入刀」と置き換えて式では表現されています。
※ カット時の基本スタイル
カットのスタイルは、新婦はケーキナイフを両手で持ち、新郎は新婦の腰の辺りを左手で支え、右手は新婦の両手の上に添える形でゆっくりとケーキに入刀するのが基本となります。

 

 


以上、4つの意味とナイフ装花の意味を紹介しましたが、手元がクローズアップされ、
カット風景がシャッターチャンスとなる大切なシーンでもあります。
専門のフローリストも、鮮度の高い生花を選りすぐってデコレーションしています。
ケーキカットの意味を噛みしめつつ、
カットの瞬間を最高の笑顔で表現したいですね。