●最近 注目される
ボタニカルウェディングとは
ここは異次元
聖なるお花の世界
と、結婚式でのメインテーブルやゲストテーブルに
華々しいお花でコーディネイトする
それはそれで
一生に一度のセレモニーには
ふさわしくもあり、意義深い事ですよね。
でも、一方では
空間を日常の延長線上ととらえ
力を抜いて・・・
よりナチュラルに・・・
「優しさ」や「和み」を大切にしようとすると
そこには
日常にあふれているパーツ、木片や果実やガラス瓶があっていい
また
ランプの中でゆらぐ炎があり、そこに、さりげなく
たたずむお花でいい・・・・
そういうスタンスが今、「ボタニカルウェディング」
として注目を浴びています。
※ 上画像はグラスルートによるゲストテーブル装花
今やウェディングにとどまらず
ファッションやスキンケアなど生活全般で
ボタニカルスタイルが世界的に注目されています。
・ボタニカルファッション
・ボタニカルドレス
・ボタニカルネイル
さらに
ボタニカルライフ、ボタニカルボード
日本では「ボタニカル女子」という言葉まで流行りました。
※
ボタニカルをひそかに定着させたのは、テレビドラマ「植物男子ベランダ―」その原作であるいとうせいこうさんのエッセイ本のタイトルは、まさに「ボタニカル・ライフ 植物生活」とも言われています。
(上はボタニカル風のウェディングケーキ 出典:https://www.modwedding.com/)
●その言葉の由来
まず、似たような言葉としては
オーガニック(Organic)がありますが、これは「有機的」という意味で、製品や原材料に、化学肥料、化学農薬を使用しているかどうか、
安全性はどうか。このような基準をクリアしたものがオーガニックとして位置づけられています。これに対して、
ボタニカル(botanical)とは「植物由来の」「植物から作られた」という意味で、もっと、ゆるく広範に生活一般で使われる言葉で、どちらかといえば「ナチュラル」と言う言葉に近いとも言えるでしょう
●ボタニカルウェディング
※ 上画像はグラスルートのボタニカルウェディング装花
さて
ボタニカルウェディングでの装花は、当然のことながら
「花弁だけ切り取って飾り付ける」
という発想をしません。
上記したような
木片や日常のガラス瓶などを
あくまでもナチュラルに・・・・
ポイントは、自然界に最も多い
「緑」がベースになり装花されます。
例えば「ボタニカルウェディング」というワードでgoogle画像検索してみると
と、緑をベースにしていることが解りますよね
色彩心理の世界で「グリーン」は
陰極・陽極の中間色としてバランス調整力の最も強い色とされ、次のような効果が期待されています。
・心や身体の疲れをいやす。
・疲れた目を休ませる。
・鎮静作用で緊張を緩和する。
・リラックスの作用がある。
・穏やかな気持ちを与える。
また、マーケティング調査によると、人がその色から連想するイメージは次のような単語になります
エコロジー・おだやか・くつろぎ・さわやか・やすらぎ・安全・安息・安定・回復・環境・希望・健康・幸福・再生・自然・若さ・受動的・新鮮・生命力・平穏・平和・癒し・
などで、グリーンをベースとした装花は想像以上の効果があると言ってよいでしょう。
※ 上画像2枚はグラスルートのボタニカル風ウェディング装花
最近では、コンセプトウェディングなども流行っているだけに、お二人の気持ちをボタニカル風に演出し表現するのも、ゲストへおもてなしとして素晴らしい事だと思います。
グラスルートでは、これまでにも多くのボタニカル風装花を手掛けてきました。
どうぞ、お気軽にご要望をお声かけ下さい。
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