●フラワーギフトの王様 胡蝶蘭 (File No,1360)
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おもてに花弁を向けてキレイに一列! まるで 「私を見て」 とでも言っているように可憐な花を咲かせてくれる胡蝶蘭。 開店・開業・新築・結婚・・・と祝い事から、仏事まで 幅広く慶弔に対応し、喜ばれているのが「胡蝶蘭」です。 そんな人気の高い胡蝶蘭について今回は紹介します。
胡蝶蘭の由来 「胡蝶蘭」は、名前の通り、ラン科植物で。熱帯アジア圏内に広く分布しています。原種は高い樹木の幹に着生する単茎性です。 ※親株の成長が止まると、根元から子株を出し、親株の栄養をもらいながら、成長するカトレアなどと違い、新芽を出しません。 属名のファレノプシス(Phalaenopsis)はギリシャ語のPhalaina(蛾)、opsis(似る)に由来し、花の形が蛾に似ていることにちなんでいますが、日本では蝶が舞っているように見えることから「胡蝶蘭」と呼ばれるようになりました。 日光が降り注ぐような気候より、やや薄日が差し込む程度で、通風の良い場所を好みます。もともと熱帯圏の植物なので寒さには弱く、耐寒性はありません。また、胡蝶蘭は品種が多い花であり、その数は15000種以上あると言われております。
実際に胡蝶蘭をギフト用に購入した人から集めたアンケート結果は以下です。 ● 理由1、豪華で上品というイメージ ● 理由2、花が長期間楽しめる ● 理由3、送るシーンを選ばない 特に2番目の理由は大きく、贈られる側も嬉しい条件ですが、あるビジネス本によると「花が持続する限り贈る側のメッセージカードがそれに応じて長期間、送り先で紹介される(宣伝効果)」との考えもあるようです。
胡蝶蘭の花言葉 胡蝶蘭の花言葉は、基本花言葉として「幸福が舞い込む」という意味があります。そして、色によって意味が付加されますが、ポジティブな印象を与えるものばかりです。以下に紹介します。
〇 胡蝶蘭「白」の花言葉 白の胡蝶蘭の花言葉には、 「清純・純粋な愛」 という意味が込められています。この白は、花嫁の白無垢と関連づけられることが多く、結婚式などのお祝いのお花として浸透しています。
● 胡蝶蘭「ピンク」の花言葉 ピンクの胡蝶蘭の花言葉には、 「あなたを愛します・親愛」 この言葉の意味からも 先ほどの白と同様、婚礼関係はもちろん愛する相手へメッセージを込めて・・・・、また、母の日や誕生日などにも最適です。
その他、今では、品種改良により黄色・青色・紫色などの胡蝶蘭もあります。しかし残念ながら、黄色や青色、紫色などの胡蝶蘭は、まだ花言葉が定められていません。最近、流通しはじめた品種のためです。あえて言えば、胡蝶蘭全体に共通する「幸福が舞い込んでくる」が花言葉ですね。結局、全てプラスイメージの花言葉ですから、置かれる場所に応じて対応するのが良いでしょう。
胡蝶蘭を長く楽しむコツ! 胡蝶蘭の花は、冒頭でも触れた通り、1ヶ月以上にわたって楽しむことができます。特に上手に育てれば3ヶ月ほど楽しめる場合もあります。では1ヶ月を2ヶ月に、2ヶ月を3ヶ月にするにはどんなコツがあるのでしょうか?紹介します。 その1 その2 明るい部屋の直射日光が当たらない場所 が最適となります。 以上の2つが、長く楽しむ最大のポイントとなります。 この2つのみ守れば、必ず「枯れる」ということはありません。 その3 かといって風呂場のように湿度の高すぎるのも問題で、この適度な湿度を実現するためには「風通しのよい」をポイントにして下さい。 以上の3つです。つまり、「水やり・場所・風」と覚えておきましょう。 その4
以上、人気の理由や由来、育て方などについて記しました。 こういったお花の特性を知って、お花に思いを注ぐことで、 開花を楽しむ、喜ぶ・・・ という気持ちが高まるものです。愛情を注いで育てたいですね。
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