毎年、12月に入ると、町はイルミネーションに彩られ・・・
クリスマスソングをバックにクリスマスモードへ・・・・。
そして、言うまでもなく「ポインセチア」の赤●と緑●は、
クリスマスを象徴する花として定着、
この「赤と緑」は、まるでクリスマスのシンボルかのように、
包装紙はじめ、いろいろなデザインに使われています。
でも、この「ポインセチア」一体、いつから・・・どうして・・・
クリスマスを象徴するようになったのでしょうか?
ポインセチアは、メキシコなどの中南米が原産地です。
まず、この「ポインセチア」という名前は、 ジョエル・ロバーツ・ポインセット (Joel Roberts Poinsett, 1779年3月2日 - 1851年12月12日) アメリカの初代 駐メキシコ大使であるポインセット氏(Poinsett)の名前に由来しています。
ポインセット氏が、メキシコに自生していたポインセチアを見つけ、帰国の際にアメリカに持ち帰り普及させたのが始まりです。(※ 日本に入ったのは明治中期を言われています。)
和名は「猩々木(しょうじょうぼく)」と言いますが、日本では和名よりもアメリカ名のポインセチアで通っています。
さて、本題の
「ポインセチアがクリスマスを象徴する花となった理由」
ですが、「色」に由来しています
・「赤」がキリストの流した血の色、
・「緑」は、永遠の命・生命力を象徴し、
・「白」が、純潔・清純
葉が赤と緑、そして樹液が白のポインセチアは、
キリストの誕生したクリスマスに最適だと位置づけられたのです。
また、花や苞葉(ほうよう)の形が ベツレヘムの星(※下記)を連想させる、として
ポインセチアがクリスマスに使用される理由とも言われています。 ※ ベツレヘムの星、またはクリスマスの星と言い、東方の三博士(別名「東方の三賢王」)にイエス・キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムに導いた、とされる星、マタイによる福音書によれば、博士たちは星の出現に霊感を受けて「東方」からエルサレムまで旅をした。
ポインセチアには、
「祝福する」
「聖夜」
「幸運を祈る」
「燃える心」
などの花言葉があります。
ただ、ポインセチアといっても ピンクや白のポインセチアもあります。
●ピンクのポインセチア → 「思いやり」や「清純」
〇白のポインセチア → 「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」
の花言葉を持ちます。
用途や贈る相手に合わせて、適した花言葉を持つ色のポインセチアを選びましょう。
この時期、ラブラブムード一辺倒になる時でもありますが、
ポインセチアの意味を知るならば、 ポインセチアを通して「聖なる夜」を感じ、 感謝のお祈りをささげたいものです。
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