ゲストテーブル装花については
・金額で分類　　・形態様式（スタイル）で分類 ・・・・・・・ など様々な分類方法が可能でしょう。
ここでは、全てを紹介できませんが、過去にグラスルート のフローリストによる装花事例を色別に紹介致します。

　赤は、人間の生理作用に強く働きかける色です。
　特に活力・気力・生命力を象徴する色として位置づけられます。
　身体的には、自律神経の刺激・ホルモン分泌を促進し、血圧や体温を上げます。
　特に、赤・ピンク系の花は、春を象徴し、精神的に明るく前向きな気持ちを刺激し、
　披露宴会場では「華やかさ・元気・活力」を誘因します。

　緑は、植物・山・森など自然を象徴する色ですが、
　人間の生理作用には「安心感・信頼・調和・癒し」をイメージさせる色です。
　身体的には、心拍数や血圧を個々の安定域に調整し、リフレッシュ効果があると言われています。
　披露宴会場では「緊張を緩和させ、穏やか」な雰囲気を誘因します。
　特に白い花との組み合わせは、「清楚・清潔」といったイメージを与え、
　料理の彩りを邪魔することなく、あくまでも料理を主とし際立たせる効果があります。
　自慢の料理をじっくり味わってもらいたい時におすすめです。

　White・Green

心理作用

　青および紫系は、血圧を下げる効果があり、人の心を鎮静させ冷静な知性あるムードへ誘います。
　上質・高い品性・誠実・忠実というイメージにも通じています。
　キリスト教では青は「天国の色（blue Heaven）」とされており、仏教でも青・紫は高貴な色として
　位置づけられています。また時間を短く感じさせるという心理効果もあります。
　披露宴会場では、ワイワイガヤガヤではなく「知性的で優雅な、落ち着いた雰囲気」を 演出します。

Blue

　黄色・オレンジは、健康的・明るい・快活・すこやか、というイメージを心理に与えます。
　食品パッケージなどにも積極的に使われている色ですが、
　それは、最も食欲を刺激するという効果を利用しています。
　披露宴会場では、会話やコミュニケーション、さらに食欲を促進し、会場を快活なイメージにします。
　「とにかく楽しく・・・」という時におすすめです。

Yellow・Orange